7月10日(火)

  記録的豪雨が去った翌々日、海パパは先日握りずし

 を振舞ってくれた小川さんの、安浦にある別荘の様子

 を見に行ってあげることにしました(小川さんの自宅と安浦

 を結ぶ全ての道路が通行不能となっていたため)。黒瀬町と安浦

 を結ぶ県道34号線も、広島国際大学の前が土砂崩れ

 のため通れず、迂回しなければなりません。

 

  小回りのきくバイクで我が家を出発。迂回路である、

 黒瀬川の土手を走っていると、川の増水による侵食で

 道が消滅していました。

 

  迂回路をさらに迂回し、やっと黒瀬と安浦の境の峠

 に到着。片側1車線の道路が、土砂崩れのために、

 軽トラ1台がやっとの状態。この道は、海パパが3月

 まで県立豊田高校に自転車通勤していた道で、ここ

 から安浦中心部まで、自転車でも10分かかりません。

  ところが、峠の向こうに待機していた消防団員によ

 って通行不能であることを知らされ、大きく迂回する

 ことに……。

 

  【迂回路途中の様子その1】車道上の土砂や流木は

 重機で歩道に撤去されているが、湧き水がすごい!

 

  【迂回路途中の様子その2】圧倒的な量の土砂と流

 木。人家がなかったことが幸い。

 

【迂回路途中の様子その3】何ヶ所かで、このような片側交互通行。

信号機がなくても、譲り合って通行できているのは感動的。

 

  先ほどの峠を降りてくると、この”通行止”の標識の

 ところに出てきます。ここまで来れば一安心。

 

  安浦中心部(JR安浦駅北側)の新興住宅地。歩道

 や庭先は土砂で覆われ、土ぼこりを巻き上げて車が

 走っていました。

 

  まだ家が建っていない宅地は、”ガレキ置き場”に

 なっていました。

 

  小川さんの別荘に着いてみると、付近の団地を含

 め、全く異常なし。早速、携帯電話でお知らせしまし

 た。

 

  帰りに、夕食の買い物に寄ったスーパーの食品棚

 はこの有様でした。

 

この週、海くんは月(9日)・火(10日)は自宅待機、水・木・金(11〜13日)

は、被害が大きかった呉市にある”くれんど”と”ときわ呉”が受入不能

のため、東広島の県立わかば療育園内の”おはよう”に通わせてもら

いました。”おはよう”のスタッフの皆さん、自宅が断水している呉市か

ら朝早く出発し、送迎してくれた”アリス”の皆さん、ありがとうございま

した。

 


7月25日(水)

  海くんは、17日から県立わかば療育園にショートス

 テイしていましたが、この日帰宅しました。猛暑のため

 か(?)ちょっと疲れ気味の表情です。

 

久しぶりのご帰還に、海ママは大張り切り。夕食は煮魚に冷

酒を1本つけ、デザートは我が畑で取れた小玉スイカです。

 

「海くん、ショートステイお疲れ様でした。」と、お給仕する海ママ。

 

  すると、こんなすてきな表情に。帰って来たときとは

 えらい違いです。

 


7月27日(金)

  7月7日〜8日に1泊2日で予定していた湯来温泉

 への家族旅行が、豪雨災害のためやむなくキャンセ

 ル。その代わりの旅行を計画し、この日出かけまし

 た。まず着いたのは、三次ワイナリーに隣接する”奥

 田元宋・小由女美術館”。クマのパディントン展がお

 目当てです。

 

  3人ともパディントンの大ファン。映画の第1作も

 第2作も観ましたし、DVDも両方持っています。ま

 ずは展示室入り口で記念撮影。

  展示内容は撮影禁止のため、残念ながらご紹介

 できません。

 

  美術館のあとは、ワイナリーでワインの試飲。海

 ママも運転は海パパに任せて、海くんと一緒にグビ

 リ。

 

  この旅行のお宿は、過去何回か訪れた亀嵩温泉

 ”玉峰山荘”。豪雨災害の影響で、途中の道が心配

 でしたが、支障なく到着しました。

 

この宿の1番の魅力は、この家族風呂。脱衣場も浴室も広々と

していて、全くのバリアフリー。もちろん、源泉かけ流しです。

 

お風呂上りの一杯と、おいしい料理にご満悦の海くんです。

 

  夕食後、宿の前で開かれている夏祭りに行ってみ

 ました。ずらっと並んだテントのなかから、いい匂い

 が漂ってきますが、お腹一杯なのでパス。

 

  ここでもサラは、子どもたちの人気者に。(こんなとき

 サラは車中泊です)

 

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