8月12日(土)
先日、電話で取材の依頼があった毎日新聞の記者 さんが、この日我が家を訪れました。 |
取材中やって来たのは、広島国際大学の二宮先生 とゼミの学生さんたち。4月に一応完成した”海くんス イッチ”に改良を重ね、より良いものができたので、そ のお披露目のためにもって来てくれたのです。 |
両手に持ったスイッチ(センサー)が、海くんのわずかな指の動きを 感知して…… |
パソコンに収められた20ほどの楽曲と、それに関 連した動画が視聴できるのです(4/29の項参照)。 海くんが、ある曲を他よりも多く選んでいる様子を見 て、「海くんは、この曲が好きなのかも」と、大いに盛 り上がりました。 |
その後、”スイッチ隊”の今後の活動などについて 和やかに話し合いました。 |
8月22日(火)
海くんの散髪は、最近は訪問入浴のスタッフさんに お願いしているのですが、この日は思い切って、以前 何度かお世話になった出張美容室「ぐう・ちょき・パー マ」の大田さんに来てもらいました。 |
自作のシャンプー台を使って、手際よくシャンプーし てくれる大田さん。 |
開始からわずか15分ほどで、すっきりした頭になり ました。 |
はい出来上がり。この日は他の人の予約の関係で 時間が取れず、カットとシャンプーだけでしたが、次回 はぜひカラーリングもお願いします。 |
8月26日(土)
何年かぶりに、団地の夏祭りに参加しました。例年 は7月末か8月初めの開催だったため、全障研大会 や家族旅行と重なり、参加できなかったのです。 |
自称”美女”グループのダンスや和太鼓グループの熱演が続きます。 |
祭り会場では、長男の墾くんのお嫁さんや2人の 孫(海くんにとっては姪・甥)も合流。 |
さすがに”ミキサーを使ってお食事”とはいきませ んでしたが、結構楽しんでいた海くんでした。 |
8月27日(日)
ここはバーバ(海ママの母)が入所している、介護付き 老人ホーム”ライフ・アート黒瀬”。 |
この日ここで海ママが所属しているサンシンのグル ープ”うるま会”のボランティア演奏会が開かれたの です。 |
そもそもこの演奏会は、海ママが施設側に提案して 実現したもの。演奏にも一段と力が入ります。 |
終了後、ほっと一息ついた海ママを囲んで、孫の あおくんや、海ママの教会仲間の滝沢先生と一緒に 記念撮影。 |
8月29日(火)
この夏の家族旅行は、下関・湯田の2泊3日。まず やって来たのは唐戸市場隣の”ふくの河久”。 |
ちょうど昼時とあって、店内はほぼ満員。左の券売 機で食券を買って注文します。 |
まず注文したのは、とらふぐの刺身と白子の湯引 き。少々値は張るものの、ここに来たらこれを食べ ねば! |
もちろん海くんも、ミキサーに掛けていただきます。 |
一番リーズナブルでおいしかったのは、この”ふく串 フライ”。いっぱいお代わりしました。 |
満腹になった後は、海峡クルーズに出発。武蔵・小 次郎の決闘の場となった巌流島や対岸の門司港を めぐる、30分ほどのミニ船旅です。 |
乗船記念に、若い女性の船員さんとツーショット。 もしかして、海くんよりも若いかも。 |
1泊目の宿は国民宿舎”海峡ビューしものせき”。 全室オーシャンビューのすてきな宿でした。 |
居室のテラスからは、関門橋が一望できます。 |
この宿を選んだ最大の理由は、家族風呂があること。いまから 海くんの入浴タイムです。ここからも”海峡ビュー”が楽しめます。 |
夕食のスペシャル・オーダーはこの”特牛イカ”。 胴は刺身で、下足は塩焼きで海くんと一緒にいた だきました。 |
8月30日(水)
翌日は市立しものせき水族館「海響館」へ。正面入り口のエレベーターは ちょっと狭いので、スタッフの方の案内で荷物搬入用の大きいエレベータ ーを使わせてもらいました。 |
外の酷暑がうそのような、ひんやりとしてちょっと暗めの館内でリラックス。 |
海響館を後にして中国道を一路東進し、2泊目の ”かんぽの宿 湯田”に到着。 |
夕食をご一緒したのは、海くんが今も精密検査に 通う東京小児療育病院の職員で、20年近くお世話 になっていた相馬さん。相馬さんはこの春定年退職 し、出身地の山口県にUターン。「海くんが山口に来 るのなら」と、訪ねてきてくれたのです。 |
8月31日(木)
旅行最終日、まず訪ねたのはサビエル記念聖堂。 フランシスコ・ザビエルの来日(山口での布教活動) 400年記念として1952年に建てられた、カトリックの 聖堂。 |
海ママと海くんが聖堂内に入ると、演奏されていたパイプオルガンの音が止みました。受付の人によると、 「先生の指導の下、学生が練習していたのが、今終わったところ」とのこと。海ママが、「私と息子は広島か ら来た信者なのですが、何か1曲演奏していただけませんか」とお願いしたところ、先生が演奏してくださっ たのは……バッハの”トッカータとフーガ ニ短調”。聖堂内の空気を震わす、感動的な演奏でした。 |
最後に訪れたのは、カルスト地形で有名な秋吉台。夏草が茂り、カルスト(石灰岩) はあまり見えませんでしたが、寒いほどの涼風が吹き渡り、高原のさわやかさを 満喫しました。 |