2月20日(金)

  海くんに、まだ見ぬ若い女性からバレンタインの

 プレゼントが!週1回訪問介護(リハビリ)に来てく

 れ理学療法士の木村さんが関わっていた彼女が

 ふとしたきっかけで海くんを知り”一目ぼれ”(木村

 さんの言)。チョコレートを木村さんに託したのです。

  訪問日の関係で1週間遅れとなってしまいました

 が、海くんも大感激。ホワイトでー(3月14日)には、

 是非お返しをしなけりゃ。

 


2月25日(水)

  バレンタインのチョコに続いて、海くんにまたもや

 素敵なプレゼントが!日本の代表的なフルート奏者

 小泉 浩さんが、直筆の手紙と一緒にご自身のコン

 サートを収録したDVD(プライベート版?)を贈って下さっ

 たのです。

  小泉さんとは、’96年に開催した”西原海くんを支

 援する会”第3回総会での演奏をお願いして以来の

 お付き合いです。

 

  久しぶりに小泉さんの演奏を聴いて、海くんの表情

 もリラックス。来年には、出身地である呉市でのコン

 サートが開かれるとのことで、是非行かなくては。

 


2月26日(木)

親子3人で、この日から2泊3日の京都旅行です。午後4時過ぎ、

京都駅近くのホテルに到着。ほっと一息つきます。

 

  夕食はブッフェスタイル。海くんの好みと健康を

 考えて海ママが選んだのが、この一皿。

 

これをいつもみのようにミキサーにかけて、裏ごししていただきます。

 

デザートはチョコレート。海くんは甘党かな?

 


2月27日(金)

翌日朝一番にやって来たのは、ホテルから歩いて10分の京都水族館。

 

  「ウィークデイだから、ゆったりと観られるだろう」と

 思っていたのですが、なんと幼稚園の遠足とぶつか

 ってしまいました。

 

  落ち着いた雰囲気のチケット売り場。大人2050

 円。障害者本人と介助者1名は半額。

 

内陸の水族館らしく、展示は淡水魚から始まります。

 

  水槽の片隅にたくさん固まっているのは……

 オオサンショウウオ。鴨・桂・宇治など10以上の

 河川を有する京都らしい展示です。海ママ、えら

 くオオサンショウウオにご執心です。

 

ここでも一番の人気は、この大水槽。500tの水量を誇り(深さもかなりある)、

青い光が幻想的です。水面近くのイワシ雲のようなのは、イワシの群れです。

 

  いつ見ても、くらげ(これは水くらげ)には癒されま

 す。

 

12時から始まったイルカショーを堪能して、水族館を後にしました。

 

場面は一転して、夜の居酒屋。お相手は、海ママの初めての著書”海くんが笑った”(かもがわ出版)

から最新刊”いのちのメッセージ”(全障研出版部)まで、20年近く写真でお世話になっている写真家

の豆塚猛さん。心置きなく何でも話せるというのは、何よりです。

 


2月28日(土)

  京都での最終日。というより、この日のために京都に来た

 のです。来年開かれる全障研京都大会のプレ企画で、話を

 するよう射場先生(下の写真左端)から依頼されたのです。

 

  昼食を取りながら、司会者やパネラーの方々との

 打ち合わせ。

 

 お話をするのは久しぶりの海ママ。直前まで「なに話したらいいかねぇ?どうしよう」

と言っていましたが……

 

  会場には、全障研副委員長の池添素さんの姿も。

 

 休憩時間には、買っていただいた本へのスタンプ押しや記念撮影と

大忙しの海くんでした。

 

  第2部のパネルディスカッション。軽度の知的障害を

 もつ兄の存在がきっかけで、障害児教育の道に進ん

 だ寺島沙織さん。障害者施設に勤めながら、重度のダ

 ウン症児を含む3人のお子さんを育てる井上久美恵さ

 ん。お2人のお話が、深く印象に残りました。

 

  滋賀や和歌山などからの参加者を含め、多くの方々

 から意見や感想が続出し、充実した集会になりました。

 

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