12月18日(日)

  海くんは年に数回、東京で気管内の精密検診を受

 けています。その検診に向かう新幹線の窓から、海

 ママが見せてあげているのは……

 

  新幹線の車窓から富士山を見たとき必ず思い出

 すのは、1999年8月に大勢のボランティアの協力

 で実現した”車椅子での富士山登頂”です。海くんも

 絶対にそうだと、私たちは信じています。

 


12月20日(火)

  今回の東京行きでは、富士山に恵まれました。広島

 に帰る朝、ホテルの部屋からもその勇姿を堪能できま

 した。

 

  東京駅のタクシー乗降場のすぐ近くに、宝くじ売り場

 が。”今年最後の運試し”と、わずかですが買い求め

 ました。「海くん、3億円当たったらどうする?」

 

  東京駅の雑踏の中で安らぐ海くん。余りにいい表情

 だったので、思わずパチリ。

 


12月30日(金)

  帰省してきた理乃さん夫婦を含め、家族でフェリーに

 乗り込み向かった先は……

 

  大久野島の国民休暇村。ここ3年ばかり、年末をこ

 こで過ごすのが、我が家の恒例行事となっています。

 

 

  バイキングのご馳走を前に、大忘年会の始まりで

 す。

 

  「海くんも、純米吟醸酒を飲んでみんさいや」。杯

 1杯くらいの量を、何回かに分けていただきます。

 

  ”ウサギ島”として有名な大久野島。食事の後は

 寒さをものともせず、ウサギと戯れます。

 


12月31日(土)

  翌日は快晴・無風の素晴らしい天気。帰ってしまう

 のがもったいない!

 

  シャトルバスの運転手さんが「もしかして、海くん?」

 と話しかけてくれました。以前テレビで何回か見て、

 「もしかしたら…」と思ったとのこと。本職は板前です

 が、昔とった大型免許や船舶免許を生かして、繁忙

 期にはバスや連絡船の運転もこなすとのこと。「また

 来ますからヨロシク!」

 

大晦日は、年末ジャンボの抽選日

 

  12月20日に、東京駅八重洲口前の売り場で、海

 くんの小遣いで買った10枚の宝くじ。3億円の夢は

 はかなく消えて、当選金は300円!この現実にショ

 ックをうけたのは、海くんというより海ママでした。

 

11年フォト日記の目次に戻る

表紙に戻る