7月30日(金)

  エミリは我が家に来た当時から、右前足の

 (人間の足にたとえれば)ふくらはぎにコブが

 ありました。そのコブの大きさが最近は倍ほ

 どにもなり、気にして噛んだあとから滲出液

 が出るようになりました。「傷跡からばい菌で

 も入ったら」と心配になり、かかりつけの獣医

 さんに、コブを切除してもらうことにしました。

 

お腹を開ける手術ではないものの、全身麻酔(筋肉注射)をします。

不安そうなエミリと、元気づける海ママ。

 

  5分後には完全に腰が抜け、朦朧状態に。

 獣医さんによると、麻酔が完全に効いていて

 も、目は閉じないそうです。

 

「40キロくらいまでなら、自分で抱いて手術室に運びますよ。」

という獣医さん。30キロのエミリを軽々と抱き上げました。

 

  後ろ髪を引かれる思いで医院を後にする我々

 を、陸亀のソラくんが見送ってくれました。

 (手術は無事終了し、経過も順調です)

 


7月20日(火)

  久しぶりにタカラヅカにやって来ました。もち

 ろんエミリも一緒。しかし、今年は異常な猛暑。

 いつもなら外のウッドデッキにつないでおくの

 ですが、熱中症が心配されます。そこで、海マ

 マが得意の交渉術を発揮。エミリはスタッフの

 粋な計らいで、快適な場所で待機できることに

 なりました。その場所とは…。

 

  幕間に海ママがやって来たのは、事務棟の

 ”関係者以外立ち入り禁止”の入り口。

 

  ドアを開けたすぐの所に応接室があり、そこ

 には”使用中”の貼紙が…。

 

  なんとエミリーは、この冷房の効いた応接室

 で待機させてもらっていたのです。スタッフの

 皆さん、ありがとう! 

 

  終演後、海くんが大劇場横の”花の道”を通

 ってやって来たのは……

 

  公演を終えたタカラジェンヌたちを待ち受け

 る”出待ち”のポイント。そこには先客たちが

 たむろしています。結局、海くん一行は暑さに

 負けて、30分ばかりで引き上げました。

 


7月18日(日)

三連休の中日、急に思い立って香川県高松市にうどんを食べに来ました。

目的の店を探すのに手間取り、着いたのはちょうど昼時。この行列を見た

ときには、一瞬「こりゃだめだ!」と思いました。

 

  店の屋号は池上製麺所(通称るみばあちゃん

 の店)。駐車場には県外ナンバーの車が満杯。

 おまけに観光バスまで……。

 

  ここで、海ママが脅威の交渉力を発揮。るみ

 ばあちゃんにお願いした結果、列に並ばなくて

 もいいことになったのです。

  海くんを車から降ろしたばかりのところに、店

 員さんが注文を聞きに来てくれました。

 

  正面の入り口は人が一杯で車椅子が入らな

 いため、横の入り口から入ります。店の外では

 中に座れなかったお客さんが、縁台に腰掛け

 てうどんを啜っていました。

 

  店の正面入り口を入ってすぐの所が、注文→

 受け取り→会計のエリアです。

 

  会計を済ませる海ママ。いったい何を注文し

 たのでしょうか?

 

  これが本日のメニュー。角皿の中身は、ちく

 わの天ぷらとアジフライ、外側を卵で巻いた太

 巻き。箸が乗った丼の中身は、海ママが注文

 した冷たいうどんに卵と生醤油を掛けた”ぶっ

 かけ”。残りの2つは温かい”かけ”です。海パ

 パとしては、卵無しの方が良かったのですが。

 

  「さあ海くん、これが本場の讃岐うどんだよ」いつも

 のようにミキサー処理して、ざるで漉して、胃ろうのチ

 ューブからツルツルっと(?)いただきます。

 

  帰り際、お世話になったるみばあちゃんにお

 礼を言って、海くんと一緒に記念写真を撮らせ

 てもらいました。「おばあちゃん、ありがとう」

 

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