10月28日(土)

  養護学校の文化祭の日、海くんはいつものよ

 うにヘルパーさんの介助で、スクールバスで登

 校します。

 

  学校での海くんの表情は、とても生き生きして

 います。

 

  海くんの絵は、たぶん先生との合作?    

 

  このコーヒーカップはとても厚手で丈夫なの

 ですが、唯一の欠点は水が漏ること。

 

  しゃれたタペストリー。             

 

  海くんのクラスのみんなを描いた(?)ステンド

 グラス風の絵。モデルのみんなに一枚ずつく

 れないかなぁ。

 

  今年の担当はボーリングゲーム。お店の名

 前は”アミューズメントながさきや”。

  名前の由来は、修学旅行で行ったハウステ

 ンボスから?

 

  友だちと2人で店番をし、景品を渡すのが

 仕事です。

 


10月23日(月)

  我が家にヘルパーを派遣してくれている、安浦

 町のピアーズが運営する「はばたき」へ、海くんを

 デイケアに連れて行ってもらいました。養護学校

 卒業後の居場所作りの一環です。

 

  広々としたプレイルームで、絵本を読んでもら

 いました。

 

  はばたきは、三津口湾に注ぐ野呂川の河口

 を望む高台にあり、ベランダからの眺めは最

 高。

 

  さわやかな海風に吹かれながらの食事は格

 別です。

 


10月16日(月)

  岡山からお母さんと参加したカンナちゃんは

 海くんのホームページをよく見てくれているそう

 です。お母さんが一緒に記念撮影をしてくれま

 した。

 

  衆参の文教委員を中心とした国会議員に要

 請に出かける直前、全員そろってカメラに収ま

 りました。ちょっとまぶしい。

 

  私たちは福田新会長とともに、井上哲士さん

 (日本共産党・参議)を訪ね、訪問教育の充実を

 要請しました。

 

  このころは行きも帰りも新幹線です。東京駅

 の駅員さんは車椅子の誘導も手馴れており、

 乗り込むスロープにも、ここ数年でずいぶん改

 良の跡が見られます。

 

  午後8時無事に帰宅。明日からはまた、普通

 の日常が始まります。

 


10月15日(日)

  午後1時の開会までの時間を利用して、表参

 道に散歩に出かけました。

 

  これが今評判の表参道ヒルズの内部。最先

 端のブティックが軒を連ねています。買い物に

 来た人よりも、カメラを構えて記念撮影する人

 のほうが多いように思えました。

 

  お店の一軒に入ってみました。「海くん、こ

 んなのはどうかな?」

 

 古いアパートを改修したヒルズの一角にも洒落たお店が入っています。

しかし、バリアフリーではないためインターフォンが設置されているのです

が……(右下の写真) 。

 

 会場に到着。1年ぶりにあう皆さんと、話が弾みます。

 

  今年の大会は親の会の10周年記念大会のため、

 歴代の会長がそろいました。左から順に現(3代目)

 会長の紺野さん、2代目会長の篠崎さん、初代会

 長の音(おと)さん。右端は全国訪問教育研究会元

 会長の西村先生です。

 

  記念大会とあって、多くのマスコミ関係者が取材

 に訪れました。

 

  気管切開しているため、市立保育園に入園を拒

 否された青木鈴花ちゃんが、お父さんと一緒に思

 いを訴えました。

 

  紺野会長はこの大会限りで引退され、新会長

 は初の女性会長、高知の福田さんです。紺野さ

 んお疲れ様でした。福田さんよろしくお願いしま

 す。

 

  夜の交流会では、西村先生が胡弓の演奏を

 披露してくださいました(先生は胡弓のお弟子さ

 んを多数抱えています)。

 

                          10月26日朝のTahoo!ニュースより

        <入園拒否訴訟>鈴花ちゃん勝訴

          「保育は十分可能」東京地裁

                  たんの吸引措置が必要なことを理由に保育園への入園を拒否されたのは違法として、

                 東京都東大和市の青木鈴花ちゃん(6)と両親が市に入園を求めた訴訟で、東京地裁は

                 25日、鈴花ちゃん側勝訴の判決を言い渡した。杉原則彦裁判長は「保育園での保育は

                 十分に可能で、拒否は児童福祉法に違反する」と指摘し、市に入園の承諾を義務付けた。

                 市側は控訴しない方針を明らかにした。判決後、代理人の弁護士は「医療的ケアが必要

                 な児童に広く入園の門戸を広げる判決で、来春の普通小学校入学にも後押しになる」と

                 評価。鈴花ちゃんは「これから頑張って小学校に行きます。ありがとうございます」と笑顔

                 で語った。

                  判決はまず「障害がある児童の入園を一律に認めないことは許されない」と指摘。鈴花

                 ちゃんについて、自分で吸引行為が出来ることや医師の診断書を基に「障害の程度や内

                 容に照らし、身体的・精神的状態や発達は、障害のない児童と変わりない」と判断した。

                 市側は「看護師が付きっきりで看護できる態勢にない」などと主張したが、判決は「付きっ

                 きりの必要はない」と退けた。判決によると、鈴花ちゃんは喉頭(こうとう)軟化症という病

                 気のため空気を気管に通す器具をのどに装着し、1〜3時間ごとにたんを吸引する必要

                 がある。両親が昨年1月、市内の保育園に入園を申し込んだが拒否され、今年1月の地

                 裁決定で仮入園が認められた。【高倉友彰】

                 ▽尾又正則・東大和市長の話 判決を厳粛に受け止め、現在の保育園で責任を持って

                 対応いたします。 (毎日新聞) - 10月25日19時52分更新

 

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10月14日(土)

  東京で開かれる、全国訪問教育親の会に

 今年も親子3人そろって参加します。7時過

 ぎの出発のため、海くんは少々眠たいかも。

 

  東京着。”自立支援法”施行のため、ほとん

 どのNPOが移送業務を閉じざるを得ず、我々

 も一般のタクシー会社のリフトカーを利用せざ

 るを得ません。

 

  親の会を翌日に控えた夜、新日本出版社の

 丹治さん、川上さん、そして元少年少女新聞

 編集長の松浦さんと夕食をともにし、東京の

 夜を十分楽しみました。

 


10月7日(土)

  毎年10月上旬の土・日で開かれる酒祭り。

 今年は、帰省してきた理乃と酒蔵めぐりに参

 加しました。

 

  酒蔵の中で最も大きい”賀茂鶴”の蔵の入り

 口には案内板が…。

 

  4枚つづり500円のチケットを買って蔵に入

 ると、4種類の銘酒が試飲できます。格安です。

 

  やがて、ショートステイの帰り道、海くんと海

 ママも合流。

 

  ほろ酔いの理乃さんは、即売所のお兄さん

 と仲良くなり、記念撮影。

 

  愛嬌を振りまいていたカープのマスコットの

 スマイリーともパチリ。しかし、この後飲み過

 ぎた2人は、海ママからきついお叱りを受け

 たのでした。

 

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