3月29日(火)
受診の日です。ところが、予約していたリフトカーが事故渋滞のため 1時間半延着。受診受付の締切時間や、帰りの飛行機の時間を気に しながらの移動・受診となり、写真は1枚もなし。 しかし、診断のほうは気管の扁平化も、腕頭動脈の拍動も悪化が見 られないということで、一安心。 |
3月28日(月)
翌日は休養とミニ観光のあと、習志野市にある由美ママの妹さんの お宅を訪問。ペットのココちゃんが歓迎してくれました。 |
3月27日(日)
8年前に喉頭気管分離手術をしてくれた 林田先生のクリニック(東京都港区)に、定 期受診に出掛けます。広島駅からのぞみで 出発。 |
のぞみの旅は、多目的室(要予約)で横になって行けるのが魅力です。 この日は上天気。6年前に登頂を果たした富士山を横目に、海くんも感 慨深げです。 |
東京駅には、いつも利用するボランティア 団体のリフトカーが迎えにきてくれていまし た。 |
夜は、少年少女新聞や新日本出版社など の旧知の皆さんと一緒にお食事。みなさん、 久しぶりの再会をとても喜んで下さいました。 |
3月25日(金)
長男の墾くんが海くんの髪を、自分のセン スでセットしてくれました。この嬉しそうな顔! 絶対分かっているよね。 |
3月21日(月)
翌日は豆塚さんの本業の写真撮影 着付けの終わった理乃を、時計塔を バックに撮ってくださいました。 この日、春本番を思わせる陽光の 下、大学の構内は華やいだ雰囲気 にあふれ、つくづく「若さっていいなぁ」 と思わされました。 理乃も夜は謝恩会、それに続く2次 会3次会とはじけ、下宿に帰ったのは 午前1時だったとか…。 |
3月20日(日)
翌日、理乃さんは卒業式の準備の買い物。 バーバは理乃さんの下宿でテレビのお守り。 そして我々は、のんびり観光。 まず歩いてやってきたのは、とある有名な 神社。どこか分かりますか? |
ヒント、ここは学問の神様。参道脇の小さ な祠で、高校の合格祈願をする海くん。 |
正解は北野天満宮。国宝の本殿前の紅梅 は、満開でした。 |
紅梅ばかりではありません。白梅もここぞ とばかり咲き誇っていました。 |
次の目的地へは、京福電鉄の電車を利用 します。ここ北野白梅町駅から出発です。 |
左の写真では、ちょっと危なっかしそうに乗車していますが、これは 駅員さんの介助を待たずに乗り込んでしまったため。本当は、駅員さ んが使い込んだ木製のスロープを持って来てくれます。 |
やって来たのは嵯峨野。ここの散策道は、 車椅子でも楽々。 |
嵯峨野散策コースの終着点、化野念仏寺 の参道。ここからUターンし、もときた道を帰 ります。 |
途中でちょっとお腹がすいたので、地卵を 売るお店で私たち夫婦はゆで卵、海くんは 特製プリンをいただきます。 |
京福電鉄の嵐山駅の近くまで帰ってくると、 舞妓さんと写真が撮れるイベントがある店頭 で開かれていました。早速海くんとツーショッ ト。じっと舞妓さんを見つめる海くんの目が、 なかなか思わせぶりです。 |
この日は本当に盛りだくさん。夜私たちが お借りしている研修室を訪れたのは、カメラ マンの豆塚猛さん。豆塚さんとは、由美の 初めての著書「海くんが笑った。」の写真を 担当してもらって以来のお付き合いです。 この夜は研修室の台所を使って、自慢の イタリア料理を振舞ってくださるということで、 奥さん同伴で来られました。 |
そこへ家主の池添さんと理乃も合流。楽し いパーティーの始まりです。 |
素晴らしい手際で、卓上に並べられた料理 の数々。見かけだけでなく、味の方も極上。 ビール、ワイン、純米酒の瓶が次々と空いて 行きました。 豆塚さん、本当にご馳走様でした。 |
3月19日(土)
21日は、理乃さんの大学の卒業式。その お祝いにかこつけて(?)、2泊3日の予定で 京都に遊びに行きます。いつものことながら、 お出かけ前の海くんの表情は素敵です。 |
車で5時間かけて、京都到着。この度のお 宿は、障害児の発達相談を行う「らく相談室」 (主宰者の池添 素さんは全障研副委員長) の2階にある研修室。 この部屋にはエレベーターで楽々アクセス。 おまけに、バス・キッチン付き。こんな素晴ら しいスペースを貸していただき、本当にあり がとうございました。 |
晩御飯は、ごひいきの「串八」。店の外まで行列ができる、超人気の 居酒屋です。ここでの海くんの食事は@まずミキサーでくだいて(左) Aざるで漉して(中)B注射器と胃ろうチューブでいただきます。 |
3月15日(火)
「海くん、今日は養護学校中学部の卒業式 の日だよ。卒業おめでとう。」 この日のために買ってもらったカッターシャ ツとネクタイをしめて、張り切っています。 |
最後の朝の会。記念のアルバムをもらい、 黄色のバラ(造花じゃない!)を胸に、感慨 深い表情。 |
卒業生一同の入場です。みんなおめでとう。 |
式が始まる直前の、緊張した雰囲気を楽し んでいるかのような海くん。 |
「海くん、おめでとう」。校長先生から、直接 卒業証書を受け取ります。 |
中学部での3年間を振り返り、高等部入学 後の抱負や決意を表明する海くん。 |
祝 卒 業 |
3月14日(月)
海くんが通う、わかば療育園併設の通園施 設きららで、ボーリング大会が開かれました。 「海くんがどうやってボーリングするの」ですっ て? バギーの左側にちょっと見えている滑り台 の上にボールを置いて……。 |
ぱっと手を離すと、ボールが勢いよく転がっ ていって……。 |
見事ストライク!残念ながら、海くんのスコ アは不明です。 |
3月12日(土)
海くんの洗髪を主な活動内容とするボランティアグループ「シャンプー隊」 (広島国際大学・看護学部)。そのシャンプー隊の4年生のお別れ会が、こ の日ひらかれました。まず、メンバーとしての最後のシャンプー。 |
シャンプーが終わると、みんなで抱えて 海くんをバギーへ。次は何をしてくれるの かな? |
そうです!外に出ることが大好きな海くんのために、散歩に連れて行って くれたのです。この日は陽射しはあるものの、寒気が流れ込んで真冬並の 寒さ。完全装備で出発です。 |
散歩の目的地は、団地内の公園。暖かけ れば、もっとここで遊べるのにね。 |
家に帰ったら、お別れ会のメインイベント、 パーティーの準備です。おにぎりを作ったり、 作ってきたご馳走を皿に並べたり…。 |
みんなと一緒に、海くんもミキサー食を注 射器とチューブで食べさせてもらいます。 |
海くんは卒業祝いにバッグまでいただきま した。 4年生の皆さん、長い間本当にありがとう。 4月からは、それぞれの職場で頑張ってくだ さい。 |
3月10日(木)
長男の墾くんは、常々「海くんを年齢相応に 扱ってあげるべきだ」と言っています。ですか ら海くんのおしゃれについても、その考えにそ ってセンスのいいアドバイスをしてくれます。 この日は、わかば療育園に通園に行く海く んに、自分愛用のヘアーバンドをしてくれまし た。鏡を使って、「どう、素敵だろう?」 |
「うん、気に入ったよ」と言いたげな表情。 このおしゃれは、わかばの職員の皆さんに も大好評でした。 |
3月9日(水)
海くんは、4月から県立黒瀬養護学校の高 等部に進学する予定です(現在は中学部在 籍)。この日は入学試験にあたる「入学調査」 がありました。 2人の先生が、海くんの入学意思の確認を します。 |
緊張気味ながら、とても張り切った表情。 この表情こそが、彼の「入学意思」の表れ です。 |
この調査の結果は、後日文書で通知され ることになっています。「海くん、お疲れ様で した。」 |