2月26日(土)

  第20回大都市看護師集会(注参照)に招

 かれ、参加しました。会場は行き慣れた広島

 プリンスホテル。当日は集会2日目。第2分

 科会「患者の望む看護」で、海くんの事故か

 ら14年間を通じて感じた、看護への思いを

 お話しました。

 

 30分という短い時間で話したいことを話し切るため、朝早く起きて

構想を練った海ママ。その甲斐あって参加者の皆さんは、自分の職

場の現実と引き合わせ、感動を持って聞いてくださいました。

 

  終了後、いつものように海くんの周りには

 人の輪が…。何年か前までは「かわいい」

 だったのが、この頃は「すごく大人っぽい」

 に。そりゃぁ、この春から高校生だもんね。

 

  折角来たんだからと、海に面した眺めの

 いい喫茶部でティータイム。実は、海くんは

 前日まで体調が優れず、この日は参加が

 危ぶまれていたのです。しかし、「用心して

 家にこもっていることが、かえってストレス

 になっているのでは…」と、思い切って出て

 来たのです。これが大正解!海くんはやっ

 ぱり”お出かけ大好き人間”でした。

 ’86年、第1回の集会が7大都市衛生会議看護婦集会
として開催されました。以来、看護師集会は、政令都市共
通の取り組みや、具体的運動経験の交流の場として毎年
参加都市が持ち回りで担当し、各地で開催されてきました。
(「大都市看護師集会20周年記念誌」より)
 ちなみに、今年の参加都市は、さいたま市、東京都、横
浜市、名古屋市、京都市、神戸市、広島市、北九州市、福
岡市の9都市です。

 


2月20日(日)

  全国パーキンソン病友の会広島県支部の

 高山さん(右端)が、我が家を訪れました。

 高山さんは、県の副支部長を勤める傍ら、

 全国版の会報編集部員でもあります。海くん

 のことは、以前からテレビや本で知っており、

 是非直接会って取材したかったとのこと。

  この日は、知人でカメラマンの宮本さんも

 ご一緒です。

 

  2人の話は大いに弾んで、どちらがどちら

 を取材しているのか分からない有様。

 

  「会報で海くんの記事を読んだ会員は、き

 っと海くんから、たくさんの元気をもらうでし

 ょう」と、高山さん。今から、会報を見せてい

 ただくのが楽しみです。

  高山さんとは、後日日を改めてお宅にお

 邪魔するお約束もしました。

 


2月11日(金)

  ここはどこでしょう?正解は、竹原から波方

 (今治)に向かうフェリーの中。最後のロース

 クール受験までの時間を実家で過ごそうと、

 帰省してきた理乃を含め、4人で向かう先は

 ……。

 

 グループホームに入所している敬治の両親に、道後温泉

と食事を楽しんでもらうために、松山市を訪れたのです。

 

  その翌朝。泊まったホテルのすぐ側にある

 道後温泉本館。6時ちょうどに、望楼に置か

 れた太鼓が打ち鳴らされ、営業の開始が知

 らされます。

 

  帰途につくまでの数時間を利用して、足湯

 巡り。一番良かったのがここ、「大和屋本店」

 の足湯。なんと、無料で使える足拭き用タオ

 ルまで備えてありました。

 

  海くんは、足湯はちょっと無理。そこで、手

 湯用の手水鉢に入れてあった丸い石を握ら

 せてあげると、うっとりした目つきになりまし

 た。

  また来年もやりたいな。そのためにも、皆

 元気で!

 


2月6日(日)

  前日、京都から理乃が帰省してきました。

 そこで、墾を除く(彼は大学受験当日!)家

 族全員で今日はお出かけ。

 

  着いたところは、車で50分の簡保の宿

 「竹原」。

 

  一風呂浴びた後の食事は格別。海くんは

 この後、介護風呂で温泉気分を満喫しまし

 た。

 


2月3日(木)

 4月から、海くんは黒瀬養護学校の高等部に進学(!)します。

この日はそのための見学会です。しかし、体育の授業だったた

めホームルームはもぬけの殻。ちょっと拍子抜けしました。

 

  そのころ海くんは職業家庭の授業で、毛糸

 の小物を作成中。なんと、こんなにして編んで

 いくんですって。

 

05年フォト日記の目次に戻る

表紙に戻る