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               テーマ別編

福祉の殿堂ワインバーグビル

         ワインバーグビルとは

 実業家ワインバーグ氏は、その死去に際して「自分の遺産は、老人や障害者の

福祉のために使うように」と言い残しました。その遺言に基づいて1996年に建て

られたのが、このワインバーグビルです。このビルの中には、同氏の遺志に沿っ

た11の非営利団体(NPO)が、家賃などの一切の経費を免除されて入居してい

ます(私たちがお世話になったアクセス・アロハトラベルは、例外的な唯一の営利

企業ですが、「利益の50%をビルの運営などのために寄付する」という条件で入

居しています)。

 ビルの外観は質素なものの内部は立派、そして清潔そのもので、障害者に対

する配慮が行き届いています(敷地面積を広く取って、平屋に押さえているのも

その表われ)。

 このページでは、その内部のうち福祉機器のショップとリハビリのためのスポー

ツセンターを紹介します。 

福祉機器などの販売コーナー

これはバスタブではなく、エアーベッドです 座面の高さが電動で変えられる、超豪華な椅子
いろんな入浴用の椅子 「シャンプー隊に買って帰るんだった」と後悔
歩行補助具の数々 実に様々な味のエンシュア(人工栄養)、容器も派手
 障害者のために

配慮の行き届いた

ユニットバス。こん

な物まで売っている!

リハビリ施設「オールスター・スポーツ&セラピーセンター」

開放的で清潔なフロアー 待ち合い用のソファーもゆったりと豪華
トレーニング機器が充実したジム 心臓病後のリハビリのためのコーナー
待ち時間を快適に過ごすための、ビデオ視聴室 センターの壁面にはカラウパパ(★参照)の絵が
★19世紀末ごろ、モロカイ島のこの地に、ダミアン神

父らによってハンセン病患者のためのコロニーが建設

された。
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 スポーツセンターが誇るプール。水は塩素ではなく、

オゾン(酸素)で滅菌消毒されており、飲むことさえで

きるそうです。責任者は、「総工費は4千万ドルで、全

米一の施設」と、胸を張っていました。

プールへはリフトを使って入ることができます 冷えた体を温めるジャグジーバス、当然リフト付

 

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