10月2日(水)

 今日は愛犬サラの14歳の誕生日。知人からもらった牛乳パックの

再生メッセージカードに、お祝いのメッセージを書く海ママ。

 

  この日の彼女の夕食は、ジャガイモ・ニンジン

 カボチャ、そしてチキンのむね肉を煮込んだスペ

 シャルメニュー。期待を込めてガン見するサラで

 した。

 

 最期に、いつものドッグフードをトッピングし、メッセージカード

を添えて完成!いつも以上に、うれしそうにほお張るサラでした。

 

  夕食のスペシャルメニューは、翌日からショート

 ステイに行く海くんにも。中身は左上のシャインマ

 スカットから時計回りに、牛ひれステーキ・ゴーヤ

 サラダ・家庭菜園でとれた野菜の炒め物。

 

ミキサーに掛けてもらって味わう海くんでした。

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10月6日(日)

 海くんのショートステイ中(今回は3日〜15日)には、夫婦一緒にリフレッ

シュのイベントを企画するのが恒例なのですが、この度は4泊5日のベトナム旅

行です。2人そろっての海外旅行は'18年のポルトガル以来6年ぶりです。今回

利用するのはHISのツアー。航空会社は広島空港から直行便を運航する、格安

航空会社のベトジェット。11時過ぎにチェックイン後、大急ぎで腹ごしらえす

る2人。

 

  待機中のベトジェット機。今からこれに乗り込みます。

 

  ベトジェットは出発が遅れがちと聞いていたのですが

 定刻(13:30)どおり離陸して一安心。写真は本郷上空。

 奥に見えるのは瀬戸内海。これでしばらく日本とはお

 別れです。

 

  機内”サービス”と言いたいのですが、水を含めてすべて

 の飲食物は有料です。

 

 そんなわけで、持参したコップとつまみで一杯やっている海パパ。ちなみに

「シートが狭いよ」と以前利用した知人から聞いていたのですが、それほどで

はありませんでした(しかし肥満体形や身長180cm以上のひとは窮屈かも)

 

  出発してから5時間半後(現地時間午後5時過ぎ)ハノイ郊

 外の街並みが見えて来ました。

 

  入国審査の長い列の最後尾近くに並ぶ海ママ。   

 

  HISのツアーは、自力でハノイのノイバイ空港まで

 行き、そこで現地のベトナム人ガイド(前かがみの男性)

 合流するシステムです。

 

 我々含めて5人の参加者は、用意されたマイクロバスでハノイ中心部の

ホテルに向かいます(道路が広い!)

 

  ハノイ市街に近づくとバイクの集団が…。「えーっ

 バイクでこんなとこ走っていいの?」しかも2人乗り

 はザラ。なかには3人乗りも!入国後最初のカルチャ

 ーショック。思わずシャッターを切りました。

 

 ハノイ旧市街の北端にあるホテルにチェックイン後、直ちに夕食を

求めて夜の街へ。しかし、バイクや車が急流のように行きかう道路を

横断するのは大冒険。とても写真を撮る余裕はありません。おまけに

道が分からず、英語が通じる観光客に海ママが訊ねてたどり着いたの

がドンスアン市場(有名な観光スポット)。そして、そのすぐ側にあるフー

ドコーに飛び込みました(写真右)

 

  するとそれが大正解!とてもフレンドリーな店主が

 歓待してくれました。

 

 メニューの質問やオーダーにはスマホの翻訳機能を利用。

これが大活躍。ストレスフリーで食事が楽しめました。

 

  これがオーダーしたメニュー。左上から反時計回り

 に揚げ春巻き、空芯菜炒め、牛と海老の串焼き。ど

 れもリーズナブルな価格でとてもおいしかったです。

  ちなみにビールは1杯70円、飲食代の総計は1人

 1000円ちょっとでした。

 

 道路をはさんだ向かい側にある交番の前でオジサン(もしかして警官?)

奇妙な筒をもてあそんでいたので、”What is this?”と聞くと、おもむろに

ライターで火をつけ、煙を吐き出すではありませんか。そうです。その筒

はベトナム式パイプ(それともキセル?)だったのです。

 

 ドンスアン市場の前の道路は毎週日曜日には歩行者天国になり、そこで

ナイトマーケットが開かれます。たくさんのジモピーや観光客で、通りは

埋め尽くされています。

 

  ある屋台で、さっきのオジサンが使っていた喫煙器具

 を発見。こんなにいろんな種類があるんだ!

 

  旅の疲れもあってナイトマーケットの終点まで行くの

 はあきらめ、途中でUターン。帰り道でベトナムスイー

 ツを買う海ママ。

  その後ちょっと心配だったのですが、無事ホテルま

 でたどり着け、旅行第1日目は終了。

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10月7日(月)

  旧ホテルの北端にあるこのホテルが、我々の宿泊

 場所。旅行中ずっとここで移動がないのはいいので

 すが、交通量が半端ない交差点に面しているので、

 外出には細心の注意が必要です。

 

  これはフランス植民地時代に建てられた給水塔。

 ホテルのすぐ近くにあり、ホテルに帰る時のいい目

 印になります。

 

  ここからの4枚の写真は、海ママが朝の散歩のと

 きに撮りました。これはホテルの向かい側にある公

 園で、設置された器具を使って朝の運動に励む地元

 の人たち。

 

  まだ6時過ぎだというのに、路上で朝食をとる人

 も。ベトナムの人は例外なく、朝は外食なんだそう

 です。

 

  仕入れてきた野菜を自転車に積んで、路上で売

 る青空八百屋さん。

 

 海ママは路地裏を歩き回るのが大好きです。今年はハノイをフランス軍から

解放して70周年。近々記念の式典が開かれるため、国旗の小旗が張り巡らさ

れています。

 

 ホテルでの朝食は、お決まりのブュッフェスタイル。

このフォーがとてもおいしかったです。

 

  朝食のレストランの窓からは、エネルギッシュな通勤

 風景が見られます。一応警察官が立っているのですが、

 ノーヘルも定員外乗車(2人乗り)もお構いなし?

 

 この日はバスを使って、ハノイ市外の観光名所めぐりです。

その1つ目は焼き物で有名なバッチャン村(ハノイから南東へ13

km)。「今回の旅行では、買い物は最小限に」と誓っていたの

ですが、結局こんなにお買い上げ。トホホ

 

 名所めぐりの2つ目は、ベトナム最北端にある世界自然遺産の

ハロン湾。右の観光船に乗って出発です。

 

 観光スポットに着くまでの間、船内で素敵なランチのサービス。

これだけで、もう満足です。

 

 ランチが終わるころ、到着しました。ハロン湾には何千もの奇岩が

あるそうですが、その中でも有名なのが下の2つです。左は2羽の鶏

が向き合って闘っているように見える”闘鶏岩”。右は金運に恵まれる

と言われ、20万ドン紙幣に印刷されている”香炉岩”。

 

 ハロン湾は石灰岩でできたカルスト地形であるため、鍾乳洞も

たくさんあります。そのNo.1がダウゴー島にあるティエンクン

鍾乳洞です。

 

  ティエンクンは天宮を意味する言葉で、現地で

 は光の柱が差し込む(写真左)神聖な宮殿とされてい

 ます。

 

  一方通行の鍾乳洞を出ると、真下の船着き場には

 先ほど我々を降ろした観光船が停泊しています。後

 はこれに乗船し、帰途に就きました。

 

  ツアーの夕食後ホテルに着いてからも

 疲れ知らずの海ママは、また散歩に…。

 

  ベトナムコーヒーを味わった後は

 若い店員さんと記念撮影。なかなか

 やるもんです。

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10月8日(火)

  この日は前日に引き続いて、バスでの観光名所巡り

 です。ハノイの旧市街にある有名スポットを”なめる”

 ように観光します。

  まず1番目は、タンロン遺跡。11世紀から19世紀ま

 での約800年の間に築かれたベトナム王朝の遺構が

 残る世界遺産です。2002年に発見された遺跡は現

 在も発掘調査が進められています。

 

  

  まずは、巨大な石造りの門”端門(南門)”。かつては検

 問が行われていた場所で、皇帝の住む「敬天殿」へと通

 じています。

 

  発掘が始まった当初から現在に至るまでの様子を写

 したパネルが展示されていました。

 

資料館には出土した生活用品や美術品が。

 

  これは端門(南門)とペアになる”北門”です。壁には

 フランス軍の砲撃の跡が残っていました。

 

 次はタンロン遺跡から徒歩3分の場所にある”文廟(ぶんびょう)”。儒教の開祖「孔子」を祀った

霊廟です。1076年には、ベトナム最古の大学が併設され、学問にご利益のある地として知ら

れています。ここには多くの門があるのですが、写真はその最初の”文廟門”(右はその近影)

 

  これは2つ目の門”大中門”です。この門の上にある

 のは鯉と瓶をかたどった彫刻だそうです。

 

  まだまだ門は続きます。大中門を抜けるとすぐに

 ”奎文閣(けいぶんかく)”があります。これはハノイの

 シンボルマークや10万ドン紙幣に印刷されている

 建物。

 

  そしてこれが4つ目の、最後の門”大成門”です。ここ

 から奥が孔子が祀られている文廟エリアです。

 

  門を抜けると広々とした庭があり、その奥にある建物

 が孔子像のある”大聖殿”です。

 

  これがご本尊の孔子像。”撮影禁止”の表示がなかっ

 た(気づかなかっただけ?)ので、恐る恐る撮影しました。

 

  お次は気分転換に”シクロ体験”。以前は市民の足だ

 ったが、今はバイクに取って代わられ、観光客相手の

 乗り物として生き残っているそうです。ご機嫌な様子

 でピースサインを送ってくる海ママ。

 

  旧市街の中心にあるホアンキエム湖は市民の憩いの

 場。そこに浮かぶゴックソン島(橋の右側)には、13

 世紀に元とベトナム軍が争ったとき勝利した将軍や

 その他の聖人を祀る”玉山祠(ぎょくさんじ)”があります。

 

左がその入口の門。右が聖人たちが祀られている所です。

 

  次に訪れたのは、以前2人で行った天安門広場を思

 わせるバーディン広場。そして、その奥に見える建物

 が……

 

  ”ベトナム国民の父”として敬愛されているホー・チ・

 ミンの遺体を収めるホー・チ・ミン廟。午前中の短時間

 のみの公開で、我々は外観を眺めるのみ。警備も厳重

 で、広場に入場するのにもセキュリティーチェックが必

 要。そして、地面にひかれた黄色のラインを一歩でも超

 えれば、容赦ないホイッスルの警告が…。

 

  ホー・チ・ミン廟から歩いて10分ほどの所に、こ

 んな落ち着いた古刹が。その名を”一柱寺”といい、そ

 の名の通り1本の柱で支えられた本堂を持った、お参

 りすると子宝に恵まれるということで有名なお寺です。

 

  ”階段を上って拝観するのは自由”ということでしたが、

 折しも僧侶を挟んで2人の参拝者が一心に祈っている

 様子でしたので遠慮しました。

 

  ハノイ旧市街の観光名所めぐりにそろそろ疲れていた

 頃合い、一息入れるという意味でしょうか、玉山祠にほ

 ど近いタンロン水上人形劇場にやって来ました。ここで

 約1時間、水上人形劇を鑑賞します(伝統的な建物の前が1辺

 が5mほどのプールになっていて、そこが人形劇のステージです)

 

  水上人形劇は、千年以上前から続くベトナムの

 伝統芸能です。水の上で人形たちが水しぶきを立

 てながら、可愛らしく動き回る昔ながらのレトロ

 な人形劇。農村での人々の暮らしの様子や、ハ

 ノイ古来の伝説を子供でもわかりやすいように、

 シンプルで面白い動きと語りで表現されています。

 

  最初はあまり期待していなかったのですが、知らず

 知らずのうちに引き込まれ、フィナーレでは拍手喝采

 していました。

 

  この日の最期の観光スポットはハノイ大教会。この

 教会は1886年にハノイ市内で最大規模のカトリック

 教会として建立され、現在の姿に至ったのは1900

 年のことだそうです。時間の制約もあって、中に入る

 ことはできませんでした。

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10月9日(水)

  ベトナム滞在4日目(実質的には最終日)。この日は終日

 フリーです。やって来たのは、海ママがどうしても行き

 たかったブンチャー(牛肉入りのそば)の老舗”ブンチャー

 ・ドック・キム”。地図を片手に行けども行けども見つか

 らず、通りがかりの現地の人に聞いて、やっとたどり着

 きました。店は大入り満員。

 

 具入りのスープと米粉の麺とは別になっていて、自分で少しずつ麺を

スープの中に入れてほぐして食べるスタイル。付け合わせの野菜はお

かわり自由。2人で1人前ずつ注文したのですが、多すぎました。1人前

をシェアすればよかったと後悔するも後の祭り。

 

  昼食後の腹ごなしにやって来たのは、旧市街の中心

 にあるホアンキエム湖。周囲1.8kmの湖岸には遊歩

 道が整備されていて、多くの観光客で賑わっていまし

 た。

 

  ここにも至る所に”ハノイ解放70周年”の飾り付け

 が…。

 

  1時間ほどかけてゆっくり一周。その後、ベトナム到

 着時にガイドさんからもらったバインミー(ベトナム風サン

 ドイッチ)のクーポンを使えるお店に直行。しかしお腹一

 杯で、一口食べた後のこりはお持ち帰りに。

 

  ベトナム最期の夕食は、初日に利用したドンスアン

 市場横のフードコートで。メニューは野菜たっぷりの

 牛肉のしゃぶしゃぶと揚げ春巻き。写真左下は、そ

 の牛肉。右下は追加でオーダーした揚げ豆腐豚ホ

 ルモン添え。ビールを含めて3000円ほどで、お腹

 一杯に

 

  隣のテーブルでは現地の家族が誕生日のパーティー

 を開いていました。写真の少女は現在英語を勉強して

 いて、将来は海外留学したいのだとか。海ママは彼女

 と英語でコミュニケーションできてご満悦。写真も撮ら

 せてもらいました。

 

  到着初日にはナイトマーケットで屋台がひしめいてい

 た通りも、この日は車道に元戻り。たくさんのバイクが

 疾走していました。

 

通りの衣料品店で品定めをする海ママ。でも、何も買わなかった?

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10月10日(木)

  ツアー最終日。この日はなんと夜中の

 2時起床。3時にバスに乗りホテルを出

 発し空港へ。6時発のベトジェットに搭乗

 し広島へ。旅の余韻を楽しむ余裕もない

 あわただしい帰国でした。

  もうすぐ広島空港です。窓から見える

 のは江田島(上)と音戸の瀬戸(下)です。

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10月26日(土)

 今日はハロウィンパーティーです。ともあるでは、仲間が

いろんな仮装をしてお菓子をもらいに行きます。海くんもグ

リーンのキャップをかぶり、ルイジーに変身。

 「トリック・オア・トリート!(お菓子をくれないといたずらし

ちゃうぞ)」お花屋さんのアメリに出掛けて行きました。

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10月28日(月)

 通所施設”きらら”での初の外出は”ピースウィング”。

この4月から週2回利用している生活介護施設で、仲間

とともに初のビックイベントでした。

 

  広いサッカースタジアムにはビックリ。カープのマツダ

 スタジアムには行ったことはあるけれど、芝の敷き詰めら

 れたきれいなスタジアムに感激!

 

  中には様々な体験ブースもあります。

 実際にスタジアムで選手とゲームに参

 加したり、サッカーの歴史を学ぶコーナ

 ーも。

  でも、やっぱりショップでの買い物に

 海くんもテンションが上がります。悩ん

 だ末、パープルのサッカーユニフォーム

 を購入しました。やはり外出は楽しいで

 す。

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10月30日(水)

  海くんがショートステイ中何事もなく過ごしてくれた

 おかげで、夫婦2人久しぶりの海外旅行を楽しむことが

 できました。そのお礼の意味もあってレオマにやって来

 ました。「海くん、今晩はいっぱい食べてよ」。

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10月31日(木)

  翌日は、泊まったホテルレオマの森から車で10分足ら

 ず上った所にあるバラ園を訪ねました。

 

 バラの開花は、今が真っ盛り。バラ以外の花やメルヘンチック

な雰囲気も楽しめて、海くんもリラックスした様子でした。

 

  「せっかくここまで来たのだから…」というので、レオマ

 ワールドにも入園。しかしウイークデーということもあっ

 て、園内はちょっと寂しかったです。

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