7月2日(火)

  海くんは翌日からちょっと長めのショートステイ

 (両親はその間に今年の年頭目標の1つ、奄美シーカヤックマラ

 ソンに参加します)

  「かいくん、ショートステイ中も元気でね!」と

 いう願いを込めての夕食です。左上は豚テキ、右上と

 左下は家庭菜園で収穫したきゅうりの酢の物とズッキ

 ーニとナスの炒め物。そして右下は純米大吟醸のお酒

 です。

 


7月3日(水)

  ショートステイ入り当日の朝。海くん、張り切っていま

 す。

 

 いつものように社協のヘルパーさんが来てくれ、歯磨き・ひげ剃り・着替え・車椅子

への移乗をしてくれます。この後、海くんは10日余りのショートへ出発しました。

 


7月5日(金)

 いよいよ奄美ツアーの始まりです。ここはスタート地点の、江田島カヌークラブ

のクラブハウス”だんだん”。フェーリーに乗船する鹿児島新港には、出航2時間

前の午後4時に着かなければならないため、出発時刻は午前5時。

 

 山陽道・中国道・九州道を快走し、船中での食材の買い出しも済ませて、

午後3時過ぎに鹿児島新港に到着。桜島も落ち着いた姿を見せています。

 

  去年と同じこのフェーリー”波之上”で、約400

 km先の奄美大島名瀬港を目指します。到着予定

 時刻は、午前5時過ぎ。

 


7月6日(土)

 

 名瀬港から大会会場の瀬戸内町古仁屋までは、以前は峠道を何度も越え

4時間近くかかったそうですが、現在はトンネルが整備されて1時間ほど

で着いてしまいます。しかしそれでは早過ぎるので、途中で観光しながら

向かいます。ここは”ほのほし海岸”。無数の丸石でできた浜で、打ち寄せ

た波が引くときとても快い音がします(とても言葉では表せません)

 

  海ママは完全に観光モード。自撮りを楽しんだり、ケ

 ルンを積み上げたり……。

 

  ここは”やどり浜”。先ほどのほのほし海岸から岬を1

 つ越えた浜で、眼前に広がる海域が翌日のレース会場と

 なる大島海峡、その向こうに広がる島は加計呂麻島です。

 

  9時過ぎに大会会場の古仁屋(奄美大島最南端)に到着。

 もう本部テントや参加者のカヤックを置くラックも設

 置済みで、大会準備は万全。

 

 まずみんなで協力してカヤックを車から降ろし、指定された

場所に置きます。写真右が、海ママ&パパが翌日乗る艇です。

 


7月7日(日)

  いよいよ大会当日、天気は快晴。予想最高気温は

 広島とあまり変わりませんが、陽射しの強さが全然

 違う!

  時刻は8時半、30分後には開会式です。多くの

 参加者は、ボランティアに手伝ってもらって艇を海

 に浮かべ始めています。

 

  「楽しみながら頑張って完漕するぞ!」

 と、元気満々の2人です。

 

  スタート3分前。我々は順位度外視なので、スタート

 ラインからずっと後ろで待機します。

 

 スタートしてから1時間半後、最初のチェックポイントである加計呂麻島の

渡連(どれん)が見えて来ました。ここで海ママが楽しみにしていたのが、ソー

メンのサービス。今回は海パパも艇から降りて、一緒にズルズル……。

 しかしこの後徐々に、撮影係の海パパがノンビリモードからレースモード

に変わってしまったため、レース中の写真がありません。残念!

 

 ついにやり遂げました。フル(30km)での完漕!

しかしゴール後、海パパが軽度の熱中症なのが

判明し(血圧は正常だが、脈拍が140と高め)、救護テ

ントで休むことに。海ママはレース後半、その気

配を感じて気が気じゃなかったとのこと。

 ごめんなさい。

 

 開会式では選手に寄せられたメッセージがアナウンスされたのですが、

よく聞こえませんでした。そこでレース後「せっかく書いてくれたのだから」

ということで、海ママがアナウンスの係にお願いしたところ、原稿そのもの

をいただきました。上が長女の理乃さん、下が長男墾くんの子(我々の孫)

の、のんちゃんとあおくんのメッセージです。

 


7月8日(月)〜11日(木)

 レース翌日からは対岸の加計呂麻島に渡り、ツーリング&観光を楽しみます。

去年は天気に恵まれず不発でしたが、今年は奄美らしい晴天続きでした。

4日間お世話になった宿舎のゲストハウス”川”。

徒歩5分の漁港にはウミガメが遊びに来ます。

島北西端の実久(さねく)から無人島の
江仁屋離(えにやばなれ)へツーリング。

江仁屋離のビーチでシュノ
ーケリングに夢中の海ママ。

これは防水カメラを持っていない
海ママの代わりに海パパが撮影。

加計呂麻島は戦争遺跡だらけ。ここは島の東端、
大島海峡入口の監視所だった安脚場(あんぎゃば)
後ろは果てしなく広がる太平洋。

最終日夫婦だけ別行動で、海ママの希望する
奄美海洋展示館へ。目的は、ウミガメへの餌やり
体験。あげるのは、ざく切りにしたレタスです。

いよいよ奄美大島ともお別れです。時刻は
午後9時。乗って来たのと同じ”波之上”。
鹿児島到着は翌朝の8時半です。

 


7月14日(日)

  海くんはこの日の午後、ショートステイから帰宅。「海く

 んがショート中に元気でいてくれたから、おかあさんたち

 はいろいろ楽しいことができたよ。ありがとうね。」と感謝

 をこめて、夕食はマグロの山かけや自家製ゴーヤの炒め物

 などのスペシャルメニュー。奄美土産のパッションフルーツ

 も添えました。

 

いつものようにミキサーに掛けて、ゆっくり味わってね。

 


7月16日(火)

  今年は異常な暑さで、海ママが一番好きな作物”小玉

 スイカ”が不出来で、奄美に行っている間中心配してい

 ました。この日の朝海ママは、少ない中からも一番大き

 いスイカを収穫してきました。「海くん、たった1個だ

 けどこんな大きなスイカができたよ。」

 

  スイカを2つに割ってみると、中は真っ赤に完熟して

 いました。「海くん、初物のスイカだよ。甘いよ。」

 


7月20日(土)

  長女の理乃夫妻、長男の墾一家、

 そして我が家の3家族で、湯来ロッジ

 にやって来ました。海くんは海パパと

 墾くんに家族風呂に入れてもらって、

 さっぱりして夕食パーティーの始まり

 です。

 

  今回は、ミキサーに掛けを厨房内のスタッフにお願い

 できたので、海ママは大助かりでした。

 

  夕食後は、姪っ子の”のんちゃん”や甥っ子の”あおく

 ん”と一緒に花火を楽しみました。

 


7月21日(日)

  翌朝、ロッジの裏を流れる水内(みのち)川では、多く

 の家族連れが冷たい清流で川遊びを満喫していました。

  「残念ながら、海くんは無理だなぁ。」

 

  海くんの代わりに、一緒に来ていたサラを連れて行

 ったのですが、速い流れにビビッて入れずじまいでし

 た。

 

  川遊びはできなかった海くんですが、久しぶりの3家

 族合同レクを楽しんでくれたような、ほっこりした表情

 です。

 


7月27日(土)

  今日はともあるの夏祭り。お天気も良くてお客さんも

 一杯。かき氷、たこ焼き、フランクフルトなど定番のお

 店が開店。俺も暑さにやられないように、外のお店を散

 策。

 

  かき氷販売担当の仲間が、俺にかき氷を

 食べさせてくれる。一口ずつ口に入れてく

 れて「おいしい?」って声かけしてくれる。

  うれしいね!

 

  屋内では、仲間が作ったアクセサリーや小物のお店

 が開店。「どれがいいかね?海くんのシャツと同じ色し

 たトトロの敷物?」海くんの眼が動いた!これをお買い

 上げ。

 

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