1月1日(日)

  「明けましておめでとうございます。」今からお雑煮を

 いただきます。

 

  もちろん、サラもお相伴にあずかります。      

 

 せっかくの晴天なので、車で30分の鏡山公園に散歩に

やって来ました。

 

  今年の元日は3人だけなので、コンビニのお節を買

 ってみたのですが、結構豪華でおいしかったです。

 

「海くん、どれから食べる?大吟醸も飲むよね。」

 


1月2日(月)

  新年2日目。”三賀日は必ずベッドから離れてバギー

 へ”と決めていたので、お昼過ぎには着替えてバギーへ。

 

 朝昼兼用ならぬ、昼夕兼用の食事。海くんは取っておいたお節を

海ママ・パパはすき焼きです。

 

  12歳というのに食欲旺盛なサラは、何でもおねだり。

 


1月5日(木)

  この日、ともあるからお出掛けしたのは町内のスーパ

 ー”ハローズ”。海くんの初買い物はお酒と豆乳とヨーグ

 ルト。

 


1月8日(日)

  墾一家(右側)と理乃夫妻(左側)が我が家に集まって

 くれて、新年会です。

 

  甥っ子や姪っ子の元気な声で、目をぱっちり開いた

 海くん。もちろん、2人にはお年玉をあげました。

 


1月9日(月)

 今年初のアウトドアは、呉市音戸町の大浦崎キャンプ所での

デイキャンプ。新年早々とあって、テントはまばらです。

 

  このキャンプ場には100V電源がないので、充電式の

 ミキサーで焚火料理をいただきます。

 

  この日は快晴無風の好コンディション。海パパは焚火の番に

残し、海ママ・サラと一緒にキャンプ場の周辺を散歩しました。

 


1月14日(土)

  海くんはいつも緊張が強く、肩回りなんかガチガチにな

 っています。自分なりに考えてマッサージらしきものをや

 ってはいましたが……。しかし、母を自宅で介護していた

 時に訪問鍼灸マッサージを利用していたことを思い出し

 ネットで検索すると、ありましたありました!訪問を専門

 にした”あいハンド訪問針きゅう治療院”。早速海くんの

 様子を見に来てくれました。

 

 来てくれた先生は24歳の男性鍼灸師(なかなかのイケメン)。私は昔から鍼灸など

東洋医学に興味があり、韓国ドラマのチャングムの誓いを見てからは自分でお

灸をすえたり、タイで買ったツボ押し棒(?)を使い、海くんにも足つぼマッサージを

やってました。

 先生は海くんの全身の様子を聞きながら、まずは、手や足を優しくなでながら

マッサージ。「特に背中や首周囲の筋肉の緊張が強いですね」。「あー気持ちい

い!」海くんの表情から、そんな声が聞こえてきました。

 

  呼吸周りのツボを手でトントンと刺激。海くん次第に

 リラックス。私がやってるマッサージは、ちょっとハード

 過ぎたかな?鍼灸によって呼吸周りの筋肉の緊張を

 取り、免疫力のアップも期待できるとのこと。海くんよ

 かったね!

 

  その後、訪問鍼灸マッサージの手続きなどを聞きま

 した。主治医の同意書があれば、月800円で週1〜

 2回治療が受けられるとのこと。保険診療や自費診療

 障害者手帳保持者などについて。寝たきりの人が施

 術によって緊張が次第に取れ、笑顔が出るようになっ

 たことなど、いろいろ経験談を聞かせてもらいました。

  後日ときわ呉で同意書をいただくことができ、さあ海

くんの訪問鍼灸マッサージが始まります。

 

 そしてマッサージの後、訪問者が3人。今日は忙しいぞ!実は「海くんに墨を使った

アートを経験させてみたら?」という、障がいを持った人に様々なアート活動を指導し

ている友人の胡さんの提案です。ともあるで指に絵の具をつけて絵を描くアートを楽し

んでいる海くん。「今度は墨?俺の母さんは何でこうもまた、いろんなことに俺をまきこ

む」と思っているかも。私は昨年、水墨画の世界を描いた”線は僕を描く”という映画を

鑑賞。自分の心のありようを墨が表現するということに感動したことも大きい。「まあ、

挑戦してみようか」と海くん。

  3人は書家の高津佳代子さん、広島県アートサポートセンターの保田さん、そして

前記の胡さん。高津さんはいろんな道具を抱えて来ました。まずは海くんが握れる筆

があるか、海くんが自分で確認しながら墨絵を描くにはどんな工夫をすればよいか?

体の様子やこれまでの挑戦を聞きながら、アイデアをだしていく。どんなことになるの

か、新しい挑戦にワクワクドキドキ!

 

  いろんな筆がでてきました。ウサギや馬のしっぽ、

 羊や鳥の羽。海くんの腕をなでながら試していきま

 す。「もぞもぞするぞ!」って思っているかも。

  指の間にはさんで使う筆もあって、これなら海くん

 にも使えそう。

 

  こんな長いのもあります。これはペンキを塗る刷毛。

 「ちょうど俺の目線に刷毛が来るから、これならいい

 ぞ」と、海くん。

 

  早速高津先生が墨を筆先につけてくれます。「何だか

 緊張するぜ!墨はいいにおいだよ〜」

 

 目の前に半紙を置いて先生が海くんの手を握り、「シューって動かすよ

今度は〇、とんとんトン」。いろんな線ができていく。なんかいい感じ。

 

  さてさて何ができるかわからないけれど、月1回海く

 んは墨アートに挑戦することになりました。他にも仲間

 を誘い、教室名は”気まぐれの海(うみ)”という名前に。

  お茶を飲みながらの歓談の際、「えええ―っ!」と私。

 なんと、高津先生とご夫君は12年前のイタリアツアー

 で私たち夫婦と一緒に7日間過ごしてたんだって!パ

 ソコンの中の写真には私たちと、新婚の高津ご夫妻が

 アマルフィ海岸で笑顔で写っていました。

 


1月16日(日)

  実は海ママはコストコの会員。その有効期限が3月末

 で切れるので、それまでに海くんを連れて行ってあげた

 いということで、マツダスタジアム近くのコストコにや

 って来ました。”まずは腹ごしらえ”ということで、フー

 ドコートへ。しかし、アメリカンテイストのピザは海パ

 パの口には合わなかった模様。

 

値段はともかく、その物量の膨大さには圧倒されました。

 

  「海くん、このケーキどんな?」ものすごい量。もち

 ろん買いませんでした。

 


1月28日(土)

  江田島カヌークラブ事務局長の玉山さん(正面背中)

 に誘われて、江田島市役所中町支所で開かれた講習会

 (障碍者が安全・快適にカヤックを楽しめるためのサポ

 ートの仕方)に参加した海パパ。

 

 午前は座学で理論学習。午後は実際に当事者が乗艇

するのをサポート。最低3人でカヤックをホールドします。

 

 大切なのは体をカヤックに密着させること。そのために脚と艇の隙間に

クッション(ホームセンターで買ってきたバスマットを切って使用)を詰めて

いきます。海くん、暖かくなったらシーカヤックに乗せてあげるからね。

 


1月31日(火)

  下蒲刈の梶が浜、今日は一人キャンプ決行の日。

 海くんはお父さんが見てくれるというので行ってきま

 した。サラちゃんと一緒に自分でテントを張って、焚

 火を焚いて…。

  何とかテントを張って。ぼってぃキャンプの始まり

 です。天気も良くてしワクワク!!!!

 

  今日はサラちゃんにもお肉を焼いてあげるからね!

 広いキャンプ場に、私以外には一組しかキャンパーは

 いない。サラちゃんがいてくれるからさみしくないし

 楽しいね。

 

  日も暮れてきて、何とか焚火を始めることができ、

 一人キャンプも様になって来ました。

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