5月4日(金)

  今年もやって来ました。三次ワイナリーのワイン祭。

 なぜかこの催しには、家族が全員揃います。一時帰

 省した理乃さん、墾くんはお付き合いしている彼女(当

 分Sさんとしておきます)と一緒の参加です。

 

  到着早々始まった和太鼓の演奏に、一人耳を傾け

 る海くんでした。

 

  和太鼓が終わって皆のところに戻ってきた海くんは

 Sさんにワインを注いでもらいます。

 

  食べるにつれ、飲むにつれ、大盛り上がりの一同

 でした。

 

  帰り際、ショップで旧知の小坂先生(広島国際大学

 ・音楽療法)とバッタリ遭遇。「海くん、すっかり大人に

 なったね」

 

  海くんはこの日、三次ワイナリーのメンバー会員に

 なりました(年会費5000円)。後日、入会記念のワイン

 が送られてきました。

 


5月13日(日)

  海ママが、全障研広島サークル主催の学習会に参

 加するのに、海くんもお付き合いです。海ママが勉強

 中海くんは、保育の部屋で過ごします(成人の障害者

 相手に”保育”というのは…、他にいい表現はないで

 しょうか?)。

 

  この日は京都からカメラマンの豆塚さんがやって来

 て、海くんの様子を撮影します。

 

  ボランティアの保育士さんに、絵本を読み聞かせ

 てもらっている海くん。

 

  研修室では学習の真っ最中。海ママ(一番手前の

 背中)も熱心にお勉強です。

 

  今年の夏(8/11〜8/12)、全障研の全国大会が広

 島市で開かれます。その準備に大わらわの若い女

 性スタッフが紹介されました。

 

  帰宅後、たまたま帰ってきた墾くんも加わって酒

 盛りが始まりました。朝早く車で京都をたった豆塚

 さん。ちょっとお疲れ気味…?

 

  しかし翌朝は、”しゃきっ”として撮影に精を出して

 いるところは、さすがプロ!

 


5月15日(火)

  海ママが去年の11月に植えつけたタマネギを収穫

 しました。初めての割には結構な出来ばえです。

 


5月18日(金)

  タマネギ初収穫の3日後のこの日、残りのタマネギ

 と絹さやをすべて収穫しました。手前のねぎはタマネ

 ギの上部のものです。

 


5月20日(日)

  海パパが愛車ハンターカブではるばるやって来たの

 は、高知県の室戸岬。そして、その目的は……そうで

 す、明日の ”金環日食”を観るためなのです。ここ室

 戸は、広島から最も近い”完全なリングが見える地”な

 のです。しかし天気予報は曇り。そして前日のこの日

 は、県境の寒風山トンネルを出たころからパラパラ降

 り出し、室戸に着いたころはご覧のように怪しい雲行

 き。

 

  室戸市街に戻り、スーパーで夕食の買出しをして出

 てみると、バケツをひっくり返したような土砂降り。そ

 の雨を突いてやって来たのは”ライダーズイン室戸”

 左上の写真のドアの外は、数台のバイクが置ける車

 庫。部屋に向かって丸く突き出したものの内側は、左

 のようにシャワーとトイレのスペース。室内にはカーペ

 ットと照明1つの他、一切なし。素泊まり3500円。ちな

 みに、マットとシュラフはサービスでした。

 


5月21日(月)

  翌朝はまさかの快晴!宿を出て室戸スカイラインを

 岬に向かって南下。すると、道路わきの駐車場が絶

 好の観測ポイントであることが判明。6時前だというの

 に、たくさんの車が。中央に小さく写っているのが、私

 の愛車CT110。室戸での日食情報はここをクリックし

 てください。

 

 太陽が右上から欠け始めて30分ほどしてから、持参した日食メガネをデジカメに

密着させて撮った写真が左です。光が漏れるのか、うまく写りません。偏光レンズつ

き一眼レフで観測していた人が、「このディスプレイを写したら」と声を掛けてくれ、撮

った写真が右です。やはり、きちんとした装備の威力は歴然。

 

  太陽を写真に撮るのはあきらめ、観測している人を

 撮ることに。この数分後、金環が右上でつながった瞬

 間、「すばらしい!」と呟いてしまいました。そして5分

 足らずの金環日食をしっかりと目に焼き付けました。

  金環が左下から切れ、再び三日月に戻るころ、先を

 急ぐ海パパは駐車場を後にしました。

 

  帰途に着く前に是非寄ってみたかったのが、ここ

 室戸岬灯台。確かに”看板どおりの”すばらしいレン

 ズでした。

 

  灯台脇から太平洋を見渡すと、「地球は丸い!」と

 実感できます。

 

  スカイラインから見た室戸市街。ここから高知市ま

 で、結構時間がかかります。

 

  高知市から国道194号線を、仁淀川に沿って走り

 ます。途中、沈下橋に寄り道してみました。沈下橋

 は橋脚を短くし、豪雨などの水位上昇時に水面下に

 沈むことによって流失を防ぐ、まさに”逆転の発想”

 の産物です。そのため水の抵抗になる欄干はなく、

 端の方に行くと結構スリルがあります。

 

  橋から眺めた仁淀川。”最後の清流”の名に恥じま

 せん。

 

橋のたもとの道路わきには、こんな看板がありました。

 

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