4月10日(火)

  同じ団地の住人で作った和太鼓グループ”春雷”の

 練習日。この日近くの文化センターで開かれた練習

 には、広島の太鼓センターから大野さん(左端)が駆

 けつけてくれました。大野さんは、この夏の全障研広

 島大会のオープニングイベントの和太鼓演奏も指導

 しています。そして、その演奏に海くんも参加する予

 定なので、この日の練習には海くんも参加しました。

 


4月14日(土)

 現在、糖尿病で激やせ中のエミリ。インシュリンの分泌に効果がある(?)頭の

ツボにお灸をすえてみました。「嫌がるかな?」と思いましたが、神妙な表情の

エミリでした。

 


4月16日(月)

  車で10分のところにある野呂川ダムの桜は、今が

 満開です。

 

  海くんはこの日、くれんどへ仕事に行っているので

 すが、オフの海ママ・パパはエミリを連れてお花見に

 出かけました。

 

  エミリはもうすぐ12歳。高齢に加えて糖尿病も患い

 「お花見は今年が最後になるかも…」と考えると、思

 わず頬ずりしてしまう海ママでした。

 

  そうこうしている内に、仕事帰りの海くんもお花見に

 合流。

 

  この日は風が強く、桜吹雪を思う存分堪能した海

 くんでした。

 

  海くんは、事業所くれんどの仲間と4日後ここに

 やって来たのですが、そのときにはもう”葉桜”に

 なっていたそうです。 

 


4月21日(土)

  季節は春本番。それにあわせて、海くんの髪も春色

 の明るい茶色に染めることにしました。

 

  染髪剤の効果を高めるために、ラップでくるんでしば

 らく待ちます。

 

  30分ほどたってから、お湯で染髪剤をよく洗い流し

 ます。これで完成!

 


4月22日(日)

  今年になって糖尿病であることが判明したエミリ。

 あるがままの生を全うさせてあげたほうがいいのか

 インスリンを打ってあげてQOLを高めてあげたほう

 がいいのか、海ママは悩み続けました。そしてとうと

 うインスリン注射を自宅で打つことを決断。この日、

 獣医さんから注射器(テーブル上の箱)とインスリン

 (箱の上の小瓶)をもらってきました。

 

  自分の指よりはるかに細い注射器に、インスリン

 を慎重に吸い込みます。1回の投与量は0.3ml。これ

 を朝夕注射するのです。

 

  首の後ろの皮をつまんで…。元看護師の海ママにと

 って人への注射はお手の物ですが、犬にするのは初

 めて。手が震えましたが、なんとか無事終えることがで

 きました。

 しかし2回目以降、利口過ぎる悲しさ。注射しようとする我々の

気配を敏感に察知し、動き回ってじっとしない・刺した瞬間振り向

いて手を咬むまねをする・「キャン」と鳴いて立ち上がる…と一筋

縄ではいきません。そのためインスリンが漏れたり、針が曲がっ

たりと散々な事態に。しばらくエミリとの知恵比べが続きます。

 


4月29日(日)

  この日は月に1度、海くんが作業所のレクに参加する

 日です。そこで事業所に出発するまでの時間、長男の

 墾くんに海くんの面倒を見てもらうことにして、海ママ・パ

 パ2人で山口県の寂地山を訪れました。まず五竜の滝

 を横目に、急峻な階段を登ります。

 

  登りきったところにあるのが、この手彫りのトンネル。

 中は照明もなく真っ暗。何度通っても緊張します。

 

  トンネルを出て下ったところの沢が登山口です。ここ

 から本格的な登山道の始まりです。

 

目に鮮やかな新緑や涼しげな渓流が、疲れを和らげてくれます。

 

  出発して1時間半でみのこし峠に到着。峠で休憩し

 ているグループの1人にお願いしてツーショットを撮

 ってもらいました。この峠から寂地山山頂までの尾根

 が目指すカタクリの群生地です。

 

 カタクリの群生をバックにご満悦の海ママです。左の写真では

分かりにくいのですが、アップにしてみると…。

 

  12時半に山頂に到着。しかしそこは立錐の余地も

 ないほどの人だかり。とても弁当を広げるどころでは

 ありませんでした。

  そこで、寂地林道への分岐付近まで降りて昼食。

 帰りは、分岐を林道の終点目指して下っていきます。

 

  下山途中の楽しみは、犬戻しの滝を訪ねること。林

 道の途中から、遊歩道に下りていきます。遊歩道の

 入り口でツーショット。今度は、手を伸ばして自前での

 撮影です。

 

  これが犬戻しの滝。紅葉のころはさぞかし美しかろう

 と思われますが、犬があきらめて戻るかどうかは”?”

 です。

 

  滝の近くのベンチでコーヒーブレーク。使用した水は

 五竜の滝で汲んできた名水”長命水”です。

 

  海ママ・パパは5時ごろ帰宅。それからすこしたって

 事業所から海くんが戻ってきました。その左腕には…

 

  青く輝くパピヨンのタトゥー(正式には別の呼び方)が。

 これは海くんが事業所に行く前、墾くんがいま付き合っ

 ている彼女が描いてくれたものです。強く擦らなければ

 1週間以上はこのままもつそうです。

 

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