11月28日(日)

  海くんが通う黒瀬養護学校の、学習発表会

 の日です。彼にとっては、中学部最後の発表

 会だつたのですが、敬治パパは大学のミニク

 ラス会のため欠席。由美ママとバーバの参観

 となりました。

 

  中学部の出し物は「雪わたり」。海くんは、三

 年間で初めて人間の役で登場。すごくいい表

 情で演じています。

  しかし、生徒さんたちの台詞が聞き取れず、

 ナレーションなどもなかったため、観ていた2人

 とも、全くあらすじさえ分からなかったそうです。

 残念!

 

  海くんが狐さんからお団子をもらっていると

 ころ。前に書いたような訳で、お団子をもらう

 に至った経緯などは不明です。

 

  発表会終了後、ホームルームに帰ってきて

 ホッと一息ついている海。狐さんからもらった

 お団子を、得意げに持っています。

 


11月17日(水)

  林さんは、広島を離れる間際まで、ちょっとし

 た機会を見逃しません。やって来たのは、海く

 んが通う養護学校。

  朝の会の後の、ほんの短い時間を使って、皆

 に星の話しを聞いてもらいます。

 

  海くんやクラスの仲間の目には、星空がどん

 な風に映ったかな?

  この後、林さんは新幹線で熊本に向かいまし

 た。院内学級の子供たちに、星の話しをするた

 めです。

  林左絵子さん、刺激的な3日間をどうもありが

 とう!

 


11月16日(火)

  林さんが我が家へ滞在する最後の夜、シャン

 プー隊が、手製のカレーを持ってやって来まし

 た。もちろん、林さんのお話しを聞くのが目的で

 す。

 

  早速、夕ご飯の準備。自炊で鍛えられている

 せいか、男女とも手際がいい。

 

  カレーを食べながらも、林さんは全開。皆は

 その迫力に圧倒されています。(林さん、左手

 だけでごめんなさい)

 

 夕食後、海くんの部屋の壁がスクリーンに早代わり。

星空のファンタジーから、ハワイの抱える厳しい現実ま

で、林さんの熱弁に思わず引き込まれます。

 

  映写会が終わっても、ハワイの医療問題など

 で、話しが尽きません。

 

  「こんな素敵な出会いを取り持ってくれた海く

 ん、ありがとう」

 


11月14日(日)

  この日我が家に珍しいお客様が。8月のハワ

 イ島への家族旅行で大変お世話になった、す

 ばる天文台研究員の林左絵子さんです。

  林さんは、すばるの広報活動の一環として、

 各地で講演活動をするため来日。この日から

 3泊4日我が家に滞在し、広島・東広島・呉な

 どで、多数の講演をする予定です。

 

  「久しぶりだね、海くん」と林さん。左は、林さん

 を我が家に案内してくれた穏土さん。お2人は、

 「バクバクの会」(人工呼吸器をつけた子供の親

 の会)を通じての、古くからのお知り合いです。

  その穏土さんが、海くんに素敵なプレゼントを

 下さいました。

 

  3年前に亡くなった、愛娘幸美さんを記念した

 「ゆきみつうしん」と、15歳になった海くんにふ

 さわしい、男性用洗顔セットです。

 

  林さん、穏土さん親娘に、遅れて到着した辻村

 さん親娘も加わり、にぎやかなパーティーとなり

 ました。

 

  どんな所でも、わずかな時間を工夫して、星の

 話しを始める林さん。早速ノートパソコンを使っ

 て即席の星空講座を開講。

 

  海くんが取り持ってくれた素晴らしい人たちと

 の交流が、夜遅くまで続きました。

 


11月6日(土)

  翌日は快晴の空のもと、ディズニーシーでの

 ひとときを楽しみました。「海くん、熱も出さず

 に頑張ったご褒美だよ」

 

  ミキサー食のお昼を堪能する海くん。以前は

 自前のミキサーを持ち歩いていたのですが、

 この頃は遠慮なく、お店の人にミキサー掛けを

 御願いします。

  快く引き受けてくれただけでなく、シェフが何

 度も厨房から出てきて「どんな具合ですか」と

 気遣ってくれました。全くノー・プロプレム!

 


11月6日(土)

 いよいよ退院の日です。前日には両親そろって東京入り。

ベッドからバギーに移ると、海くんの顔が輝きます。「わーっ

海くん、退院するのがわかるんだ!」と看護師さんが喜んで

くれたので、こちらまで嬉しくなって記念撮影。お世話になり

ました。

 

  やはり広島より北の地東京だけあって、「秋

 深し」という感が深い、病院の玄関。しばらくの

 お別れです。

 

  病院からハンディキャブで向かったのは、舞

 浜のイクスピアリ1階にある成城石井。ここで

 買い物をして、今夜泊めていただく知人宅に

 向かいます。

 

  そのお宅は舞浜から京葉線で一駅先の新浦

 安の駅のすぐ近く。そこで電車で直行します。

  駅員さんの手馴れた対応で、何の不便もあり

 ません。

 

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