海くんの意思伝達装置を開発してくれていた 株式会社アルニックの松浦さんが、完成品を 持って来てくれました。パソコンと高性能スイッ チを組み合わせることで、海くんが快・不快や Yes・Noを表現できたら素晴らしいことです。 左端は、海くんがデイサービスでお世話にな る、ときわ台ホーム作業療法士の岩崎さんで す。 |
机の上に広げられたスイッチやマイク、光や 振動で海くんに刺激を加える装置など。これら を使うと、海くんがミキサーのスイッチを自分で 入れたり、絵を描いたりすることまでできる、ス ーパーマシンです。 |
これが装置全体の中枢ソフト、その名も「海くんインターフェイス・ステーション」。 松浦さんが採算を度外視して、心血を注いで完成させた、世界最先端のソフトで す。1回説明を聞いたくらいでは、とても使い方をマスターすることはできません。 |
アルニックのホームページはこちら http://www4.ocn.ne.jp/~hiacc
5月28日(金)
2ヶ月ぶりにシャンプー隊(広島国際大学看護 学部のボランティアグループ)が来てくれました。 この4月からキャンパスが、黒瀬町から隣町の 呉市広町に移転し、距離的にも遠くなったため 「来て欲しいのは山々だけど、大変なんだろう な」と思っていたのですが、それは杞憂でした。 |
代表の鳥取さんは、「みんなから”海くん家に はいつ行くの?”という、矢のような催促だった んですよ」。 現在2年生以上の22名からなるシャンプー 隊はこの日、新1年生に大々的に加入を呼び かけてきてくれたそうです。 |
シャンプーと同時に手足のオイルマッサージ をしてもらい、ウットリ状態の海。 シャンプー隊のみなさん、これからも「細く長 く」、無理せず楽しみながら、海と付き合ってく ださいね。 |
5月27日(木)
養護学校の校外学習で、この日やって来た のは東広島市西条町の中心部にある、三ツ 城近隣公園。海くんの前後にある、ドームは 何だと思いますか。ビーニールハウス?それ とも屋内プールの屋根? |
いえいえ、これは三ツ城古墳を保護するため のアクリル製のおおいなのです。「海くん、君は 結構難しい勉強をしてるんだねぇ」 |
5月22日(土)
海パパの母方の祖母の13回忌法要のため 今治市に里帰りしました。お経を上げてもらっ た後、お墓参りに来たところです。亡くなった 頃は、周りが田んぼばかりだった墓所も、今 ではすっかり家やアパートに囲まれてしまいま した。 |
六地蔵尊にも、海くんの健康を祈願しまし た。 |
5月19日(水)
この日は、海くんが通う黒瀬養護学校で年1 回、保護者が給食を試食できる日です。以前 海ママは、給食がとてもリッチでおいしそうだ ったので、「食費を払うから食べさせて」と頼 んだところ、断られてしまいました。そういう規 則なんだそうです。 写真は、先生と生徒たちが配膳をしている ところ。試食会場は別室です。 |
この日のメニューは、スパゲティー・ミートソ ース。いつもはもっと個性的で「是非食べてみ たい」と思うようなものなのに、ちょっと残念。 |
5月11日(火)
海くんが通う、県立黒瀬養護学校。今日は春 の遠足です。天気は上々。これは、朝の会で 遠足の打ち合わせをしているところです。 |
目的地は、竹原市のバンブージョイ・ハイラン ド。バスで1時間ほどのところです。これは到着 後、記念のイベントをしているところ。海くんは、 この司会を務めたそうです。 |
サングラスでびしっと決めた海くん。とても威張 っています。 |
ここには広々とした芝生広場があり、とても気 持ちよく遊べました。 |
5月5日(水)
別に天文ファンではない私ですが、たまたま早く目が覚めたので、 皆既月食をカメラに収めました。この日良好な条件で観測できたの は、西日本の一部だけだったとのこと。ラッキーでした。(敬治記) |
04時48分54秒 |
05時09分47秒 |
05時36分23秒 |
05時45分30秒 |
5月4日(火)
「先月末には東京に行ったし、連休中はじっと しておこう」と言っていたのに、この日の朝急に 思い立ってやって来たのは、下関市立水族館 (海響館)。山陽自動車道はすいていたものの、 下関インターを降りてからの渋滞にはビックリ。 所要時間3時間。 |
海響館前の車の列に恐れをなしたものの、誘 導員に海くんのことを告げると、てきぱきと優先 的に誘導してくれました。 何はともあれ障害者用トイレへ直行。するとそ こは広々としており、ゆったりと寝かせられるベ ッドもありました。 |
順路に入ってすぐ目の前に開けてきたのは、 関門海峡と関門大橋。水槽(緑色の水平線)の 前は黒山の人だかり。「車椅子です。ちょっとす みません。」と、強引に割って入ります。 |
水槽の中に作られたトンネルを通る時の、海 くんの表情。眩しいのが苦手な海くんは、水族館 が大好きです。 |
銀色に輝く鰯の群れ。思わず目を見張る海く ん。 |
下関といえば?そう、河豚(地元では”ふく”と 読む)。立派で高そうな(失礼!)河豚たちに見 つめられる海くん。 |
海響館を出て向かったのは、唐戸市場。ここ では、新鮮な海産物をその場で、しかも格安で 食べることができます。 舌鼓を打ちながらビールを傾けている人たち を、指をくわえて眺める海パパでした(この日は ”飲まない日”)。 |
帰る間際に、ギンキラギンの記念写真を2枚。 右の写真奥の建物が、海響館です。 |