4月27日(火)

  東京での2つ目の検診は、かたつむりクリニ

 ックの林田先生にお願いしました。先生は7年

 前、海くんの喉頭気管分離手術をして下さった

 先生で、それ以来定期的に、内視鏡を使った

 気管内の精密検査をお願いしています。

 


                                 4月25日(日)

  「精密検査だけでは、海くんがかわいそう!」

 そんな口実の元、またまたやって来ました。デ

 ィズニーランド。新しくオープンした、トイストー

 リーズのキャラクターを主人公としたアトラクシ

 ョンの前で、ボランティアさんたちと。

 

  昼食に立ち寄ったウェストサイド・カフェでは、

 海くん用のミキサー食を作ってくれ、おまけに

 注入用の注射器にミッキーのシールまで貼っ

 てくれました。

 

 上の写真で、この場所が分

かる人は、かなりの「通」。とこ

ろで、このスクリーンに海くん

が映っているのですが…。

 

 上の問題の答えはショーベース。ここで演じられる「ワンス・アポン・ア・マウス」

は、由美と海くんのお気に入り。

 

  この素晴らしい表情が、何よりそれを証明

 しています。

 

  夜遊び好きの海くんのために、

 真っ暗になるまで園内に滞在。

  帰り間際に、シンデレラ城をバ

 ックに記念撮影。今度はいつ来

 れるかなぁ?

 


                                 4月24日(土)

  この日は、精密検査のために東京へ出発

 する日です。晴れ男の海くんのおかげで、快

 晴。

 

  ここ何回か、東京への往復は、行きは

 新幹線「のぞみ」、帰りは飛行機というの

 が定着しています。写真は「のぞみ」の個

 室で海くんを寝かせ、持ってきた弁当を

 開いているところ。

  こんな旅もいいもんです。

 

  東京に着いてまず直行したのは、武蔵村山市

 にある東京小児療育病院。ここは海くんにとって

 第2の故郷のような所です。

 

  由美がこよなく尊敬する、副院長の舟橋先生

 が時間をかけて、海の全身状態を診て下さいま

 した。先生には毎回、最新の医療情報を提供し

 ていただくのですが、今回は呼吸訓練法の「エ

 ア・スタッキング」を紹介してくださいました。

 

  東京小児に行ったら必ず泊まりたい所、それ

 が多摩スポ(多摩障害者スポーツセンター)。

 宿泊費の安さだけではなく、「障害者もスポーツ

 で汗を流し、ビールを楽しむ権利がある」という

 ポリシーに共感してのことです。

 


                                 4月19日(月)

  毎年この時期、広島大学医学部で2年生を対

 象に開かれる、連続講義「医学概論」。その外

 部講師として、今年も由美・海が招かれました。

  今年で9年目。学部長の井内先生は、「来年

 は記念すべき10周年だから、何かイベントを」

 と、おっしゃっています。

 

  最近は講演の機会がめっきり減り、久しぶり

 だったため緊張気味の由美。しかし、海くんは

 余裕たっぷりで、いい顔をしています。

 

  終了後、集まってきてくれた学生の皆さんと

 記念撮影。最近は年毎に女子の割合が増え

 ているとのこと。


                                 4月17日(土)

  海くんが時々入浴などでお世話になる、ときわ

 台ホームで、お花見会が開かれました。当日は

 春らしい、うららかな晴天でした。

 

  園内の桜は見事でしたが、海くんにとっては

 「花より団子」。最大の楽しみは、花見弁当。

 

左がお母さんの用、右が海くんのためのものです。ちょっと食べ切れないかも…。

 

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