7月19日(土)

  三次市やその近隣の町に暮らす、障害児の

 お母さんたちのサークル「ままっ子クラプ」主催

 のふれあい講演会に招かれ、お話しました。

  陽光に照らされた馬洗川を見下ろす会場に

 は、30人余りの方々が集まっておられました。

 

  由美は、最近になってやっと地域の障害児

 の親の会に入会した経験を通じ、地元で運動

 を起こすことの難しさ・重要さをお話しました。

 

  由美の話に続いて、昨秋出版した絵本「ぼく

 は、海くんちのテーブル」の読み聞かせをして

 下さいました。

  また、講演会終了後の茶話会にも多くの方

 が参加し、率直な感想や意見が出され、とて

 も有意義な半日でした。

 


                              7月10日(木)

  養護学校の宿泊学習で、昨年と同じ蒲刈町

 の県民の浜にやって来ました。海の後ろは、

 担任の山下先生。

 

  学校から1時間余りかかって、目的地到着。

 スロープを使うのにも、ずいぶん慣れてきまし

 た。

 

  この日は幸い「梅雨の晴れ間」。みんなでビ

 ーチに出て、海水浴を楽しみます。

 

  人が泳いでいるのを見るだけなんて、つまら

 ない。先生にお願いして、海に入れてもらいま

 した。

 

 海水浴もいいけど、一番の楽しみは夕食。いつもと同じように

みんなと同じメニューをミキサーで砕いてもらい、スペシャルディ

ナーのできあがり。

 

  修学旅行以外の「宿泊を伴う行事」には、看

 護師が派遣されません。そのため、海の参加

 には由美の付き添いが不可欠となります(こ

 れらの写真はすべて彼女撮影)。

  しかし、海と先生の人間関係を豊かにする

 ため、できるだけ先生にお任せするようにして

 います。

 


                               7月8日(火)

  この日初めて、6月から黒瀬養護学校に派遣

 された看護師さんとツーショット。わかば療育園

 にお泊りに行ったり、胃瘻のチェックのために

 通院したりと、このところ学校にご無沙汰だった

 ため、「海くん、待ってたよー!」と、大歓迎して

 くれました。

 

これ(左)がこの日の給食。ひとまず海くんに見せて、その後、一品ずつミキサー処理します(右)。

 

  海くんの食事介助は「医療的ケア」とみなされ

 ていたため、以前は給食時間に由美が付き添

 わなければなりませんでしたが、今はその必要

 がなくなりました。

 

  夕方、近くにある広島国際大学(シャンプー

 隊の大学)の松本先生が、福祉課の学生さん

 たちを連れて我が家を訪問。先生は講義で、

 我家を紹介した番組のビデオや、由美や理乃

 の本を教材として使っておられ、それがこの訪

 問のきっかけとなったそうです。

  皆さん、これからもどうぞよろしく。

 


                               7月6日(日)

  この写真を見て、「海くんの誕生日?」と思っ

 た人は、ハズレです。このケーキは、長男の墾

 (高校2年生)が母親にリクエストして作ってもら

 ったもの。

  切り分けて皆で食べる前に、ちょっとつまみ

 食いしているところです。


                               7月4日(金)

  「海くん、昨日お父さんが修学旅行から無事

 帰ってきて、今からそのお祝いのパーティーを

 するよ。ご馳走が食べられるからね。」

  海くんの目も、期待に輝きます。

 

  「これがお土産の、タラバガニの鋏だよ。」

 その大きさに、海くんもビックリ。

 

  早速ミキサーで砕き、胃瘻を使って、「いた

 だきまーす!」

 

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