8月11日(水)

  これが、熱帯魚や珊瑚を間近で見られること

 で有名なハナウマ・ベイ(湾)です。2年前ハワ

 イに来た時は、こうやって上から眺めるだけだ

 ったのですが、「今度こそは、あの海で泳がせ

 てあげるよ」ということで、市バスに乗ってやっ

 て来ました。

 

  到着したのは10時前。ところが、もう入場券

 売り場には長蛇の列。すると、困っている我々

 をレンジャーが目ざとく見つけ、列の先頭まで

 連れて行ってくれました(テンガロンハットとブ

 ルーのシャツの男性)。

 

  ビーチは、最初の写真を撮った所からずっと

 下にあるため、100メートルあまり急な坂を降

 りなければなりません。そのため有料の車が

 往復しているのですが、それには以前はスロ

 ープやリフトがついていませんでした。しかしそ

 れも改善され、こうしてビーチまでやって来れま

 した。

 

  最近ビーチには、ランディース(JALワイキキ

 支店で借りたのと同じもの)が常備されるように

 なりました。これも、海がここに来れるようにな

 った理由のひとつです。

  レンジャーのリチャードは、てきぱきと車椅子

 を手配してくれ、一緒に海を載せてくれました。

 本当にありがとう。

 

  この日は南国らしい強烈な日差し。日本のよ

 うに海の家はないので、椰子の木陰にビーチ

 マットを広げます。

 

 木陰だとはいっても紫外線対策には念を入れ、こんな工夫をしたのですが

実は、万全ではありませんでした。

 

  さて、ワイキキと同じようなつもりで、海くんを

 泳がせようとしたのですが、これがとんでもな

 い間違い。立っている人間には何でもない50

 cmくらいの波が、寝たままの海くんにとっては

 大波。写真は、波に海くんをさらわれそうにな

 り、必死に後ずさりする由美。この直後、海く

 んは頭から波をかぶってしまいました。

  私も、大急ぎでカメラを車椅子に置き、レスキ

 ューに向かいました。

 

  こうして、海くんのハナウマ・ベイでの海水浴

 は、わずか1分あまりで終了。

 

  帰りは車を使わず、押して上がることに挑

 戦。なんとか2人がかりで、休み休み押し上

 げました。

 

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